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南山問題、集会と展示

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先週になりますが19日の土曜日に「南山開発と稲城のまちづくりを考える集い」がありました。南山は「南山東部地区土地区画整理」が組合方式で開発されるのが決まっていて、現在は埋蔵物調査段階です。都心から最も近い里山だけに残してもらいたいところですが、ほとんどが私有地で、地権者が市街化地域を希望したため開発の方向にあります。

今までもここの緑を守る運動をしている団体や議員さんもいましたが、ちょっと支持できない政党の臭いが強かったりして参加しませんでした。今回もその傾向はあるものの、超党派ということで集いのある中央公民館のホールに行きました。

ガラガラだろうと開始ぎりぎりに着きましたが、既にほぼ満席。やっと開いているところに座りました。その後も人が増え、立ち客もでる盛況ぶり。資料代300円のカンパがあるものの、300から500人は来ていたと思います。この問題の関心の高さがわかります。

稲城の昔の写真や動画を上映したあとに、講演をはさんで議論になりました。さまざまな議論があり一筋縄では行かないということが分かりました。組合方式なので大多数の賛成が必要ですが、基準に達してなかったり、推進者の説得が信用できないものだったりしています。一番問題に感じたのは、谷の部分を埋めることです。多摩丘陵東部は稲城砂層で覆われています。稲城のがけは高度成長期の建設用に砂を採取した跡です。砂は固まっているときは強いですが、崩されると水の侵食に弱いです。その砂を使って谷を埋める。しっかりしていたものをあえて崩して埋めるのですから、液状化の危険があります。谷の底はもともと水の流れるところでもあります。造成も今まで例の無い高度な技術を必要とするもののようです。そこまでしてはたしてどれだけの価値があるのか。一番大きな埋め立て場所の根方谷戸は自宅の近く。地形的に土砂が流れても自宅までは来ないでしょうが、近くの道やその道沿いの家は壊滅状態になります。

Img_1414_s 昨日の土曜日は稲城中央図書館に行きギャラリーで「南山の自然と歴史遺跡」の展示を見に行きました。雨も降り始めたのでi(あい)バスに乗っていきました。車でもいいのですが、土日の日中は駐車場はいつも満車。いそぐ用事でもないのでのんびり行きました。

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南山開発の経緯や写真が展示してありました。だいたい今までチラシやネットで見たものがほとんどでしたが、分かりやすい解説もありました。写真もネットで見たことのあるものがほとんどでしたが、いつ見てもすばらしく感激します(自分では撮れないだろうな)。入り口に航空写真がありましたが、これは京王線の開通した頃のようです。多摩サーキットもまだ健在で、今より土地は利用されています。その後田畑を除き利用が減ったと思いますが、月日が今のようなすばらしい森に変えたのだと感じます。一度手を入れるとまた元のようになるのに20、30年かかるのだな、とも感じました。

Img_1040_s 区画整理を実施してもほとんど利益が上がらないという話もあります。ましてやこれだけの工事には巨額の費用がかかります。売れ残ったら借金だけ残り大損害です。市内には多摩ニュータウン地区の稲城駅~若葉台駅の間に造成済みの土地で、未使用の場所がまだまだたくさんあります。無理して貴重な自然を無くすことはないと思いますが…。

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